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2018.09.09

介護福祉士の将来需要

本校は介護福祉士の養成校です。介護福祉士は介護の現場で実際に介護の仕事をすると共に、介護現場のリーダーとして活動します。介護福祉士は、介護を必要とする人つまり要介護者が増えればそれだけ必要とされます。

介護を必要とする人は、年齢が高くなるに従い増えていきます。もちろん、誰も要介護になることを望む人はいないですし、個人差もあります。各自治体などでもなるべく要介護状態にならないよう、知恵を絞って介護予防のための施策を講じています。しかし高齢者になれば、要介護者が増えていくのは止むを得ないことです。
将来の要介護人口は、次の2つの変数から推測することができると考えられます。
1.将来の年齢別人口
2.将来の年齢別要介護割合
 
1.将来の年齢別人口
誰でも、1年経てば1歳年齢が増えます。ですから、高齢者の将来の年齢別人口構成は、基本的には現在の年齢別人口構成で決まる、と考えられます。それを、亡くなる人の予測や域外との流出・流入等で修正すれば良いわけです。
日本の将来人口は次図のように予測されています。
 
2.将来の年齢別要介護割合
現在の年齢別要介護割合は以下のようです。

介護予防の効果をどう見るかによって、年齢別の要介護割合は変わってきます。しかし近未来の予測においては、年齢別の介護者の割合は大きくは変わらないと考えられます。 
 
3.将来の要介護者数の予測
上の2つの図を掛け算すれば、将来の要介護者数が算出できます。
すなわち現在約700万人の要介護者は、今後2040年の約1000万人まで増加して行き、そこで横ばいになると予測できます。つまり、介護福祉士も2040年位まで増加することが必要だ、ということになります。
*以上のデータは、https://www.quwechan.com/entry/2016/04/03/225639「介護が必要な人口の将来予測グラフを作ってみた」から借用しました。(S)