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2018.09.30

秋桜

コスモスの花盛りです。

 コスモスは外来種で、原産地はメキシコ。キク科に属します。
日本にやってきたのは明治の初め頃だそうです。和名は「秋桜」。確かに桜の花に似ているようですが、桜はバラ科です。
 
「コスモス=cosmos」といえば、宇宙。語源は、ギリシャ語の「kosmos」で、「秩序」「美しい」「調和」などの意味です。
宇宙には「コスモス」以外にも、「スペース」や「ユニバース」などという言い方もあります。
辞書によれば、「スペース」は空間としての宇宙、「ユニバース」は観測できるすべてを含めた宇宙を表すそうです。
「コスモス」という場合には、思想的・哲学的なニュアンスが含まれているようです。「コスモス」は群生で咲いている場合が多く、同じ時期に、同じくらいの高さで、一斉に咲く様が秩序だった宇宙のように見えるからでしょうか?
 
最近は園芸品種のキバナコスモスをよく目にします。裾野「美人の湯」前のパノラマロード沿いに見事なキバナコスモス畑があります。
 
外来種ですから、もともと「秋桜」という表記があったわけではありません。和名の「秋桜」は「アキザクラ」です。
それでは「秋桜」と書いて「コスモス」と読むようになったのはいつからでしょうか?
実は、昭和52(1977)年に山口百恵が歌った「秋桜」という歌ヒットしてからだそうです。
  
嫁ぐ娘が母を思う気持ちを歌った歌で、作詞作曲はさだまさし。曲のタイトル「秋桜」を「コスモス」と読ませ、歌詞の中でも「秋桜」と表記して「コスモス」と読ませました。
「秋桜」と書いて「コスモス」と読むのは、今では普通に市民権を得ていると言えるでしょう。(T)