保健師専攻科(仮称・指定申請中)

1年制/20名/男女/昼間

地域に密着し、乳幼児から高齢者まで、災害時も感染症対策も、
あらゆる人々のあらゆる状況での健康を支えるスペシャリスト

保健師は生活の場に寄り添い、健康づくりや予防の視点から支援することで、地域全体の健康を守る役割を担っています。個人・家族・集団・地域にアプローチしていきます。

保健指導・健康相談

健康診断の結果に基づいて指導を行ったり、心身の健康に関する悩みや不安を持つ人の相談に乗ったりして、あらゆる人々の健康に関する改善や解決を支援します。保健指導は生活習慣病などの病気の予防や健康の維持・増進が目的です。具体的には、生活・栄養・運動指導、ストレス管理、疾病リスクの評価と対策などを通じて心身の健康増進をサポートします。中でも特定保健指導は特に専門的であり、健診結果から生活習慣病のリスクが高いと判定された人に対して行いフォローしていきます。健康相談は、病気やケガからメンタルヘルスまで、様々な年代の方の幅広い相談に対応します。

健康教育・啓発活動

乳幼児から高齢者までのあらゆる人々が、自分自身や家族、周囲の人々の健康を意識し、自己管理するスキルを身に付けてもらうために行う活動です。具体的には、健康便りなどの掲示物・配布物の作成や健康に関する教室(講座)や講演などのイベントの企画・実施などを通して情報発信を行います。

家庭訪問

地域の人々が慣れ親しんだ場所で安心して生活できるように、保健師は家庭訪問を行い、病気の予防や早期発見のための支援をしたり、医療機関で治療を受けた後にその治療を継続するための支援をしたりします。また、妊娠中や産後のお母さんに対する心身のケアや育児サポート、高齢者や病気を抱える家族の介護を行っている方々の心身の負担を軽減するために、相談や情報提供も行います。家庭訪問を行うのは、家族から相談があった時、医療機関や児童相談所から情報提供があった時などで、必要に応じて定期的な家庭訪問を行い継続的にサポートします。

健診の実施

健診も保健師にとって重要な仕事であり、行政保健師の場合は乳幼児健診や住民の定期健診、産業保健師の場合は企業従業員の職場健診などがあります。また、がん検診などの集団検診のほか、乳幼児の予防接種などの実施にも関わっています。健診を実施するための準備から、当日の実務(身体測定・問診など)、健診結果の事後指導などを幅広く担当します。

Workplace

活躍場所

看護師資格と保健師資格のダブルライセンスで活躍できるフィールドが圧倒的に増えます。

■産業保健

企業などで働く従業員の健康を守る仕事で、企業の健康管理室や人事・労務部門などに所属します。仕事内容は多岐に渡り、健康診断後のフォロー、健康相談、保健指導、メンタルヘルス支援など、心身の健康増進をサポートします。そのほかにも、長時間労働や職場の健康問題を把握し職場環境を改善し、健康教育として睡眠、食生活、運動、メンタルヘルスなどについて社員向けの研修を行うことも重要な仕事です。病院の看護師と比べると、「治療する」より「予防する」ことが中心で、会社で働くたくさんの人の健康を支えるという特徴があります。

■学校保健

学校で子どもたちと教職員の健康を守る仕事です。学校保健で行う主な仕事は、健康診断やけが・体調不良への対応はもちろんのこと、健康相談(体調・心の悩み、睡眠や食生活、学校生活の困りごとなど)に乗ったり、保健教育(手洗い・感染症予防、性に関する健康教育、食生活・睡眠・運動などの指導、不登校やストレス、友人関係などの相談)を行ったりします。

■保健所・保健センター

保健所や保健センターの保健師は、地域住民の健康を守る「地域の健康づくりの専門職」です。病院の看護師が「病気になった人」を支援するのに対して、行政の保健師は、地域全体を見ながら、病気や健康問題を予防することが大きな特徴です。保健所は、都道府県・政令指定都市・中核市などが設置する機関で、より広い地域を対象に、専門的・広域的な保健活動を行います。保健センターは、主に市町村の住民に身近な場所で、健康づくりや保健サービスを提供する役割があります。

■地域包括支援センター

主に高齢者が住み慣れた地域で、その人らしく生活し続けられるように支援する仕事です。介護予防・健康づくり・生活支援・相談対応などを通して、できるだけ介護が必要にならないように支えるのが大きな役割です。保健師は社会福祉士・主任ケアマネージャーとともに配置が義務付けられています。

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